ご法事をおつとめしましょう
年回法要(ねんかいほうよう=法事)の正当(しょうとう)の他、前後のお尋ねが多いので前後5年分を表にしました。
年回法要の他に、年に一度の祥月命日(しょうつきめいにち=亡くなった日)の年忌(ねんき)のご縁にお勤めを希望されるお宅や、月忌(がっき=毎月の命日)にお参りしているお宅があります。3回忌を忘れていたからと4回忌をおつとめされた方や、老人ホームでおつとめする方、ご命日にお嫁にいった娘さんが本堂にお参りされる事もあり、その家や家族構成によってご縁はいろんな形態があり、最近は仕事の関係で夜や夕方にお参りを希望される方もあります。ご相談ください。
ご法事の申込手順
先に受けた方を優先しますが、葬儀が重なると時間変更をお願いすることがあります。お含みください。
ご法事はできれば2ヶ月くらい前までにお日取りを照会ください。
法事の前日には、仏壇のホコリをハタキなどでとります。金仏壇は拭くと金が剥げますのでご注意ください。最近ではハンディワイパーなど優れたものが売られております。仏具を元に戻してお供物をお供えします。
お供えは、内側から、もち、菓子、果物の順で1対ずつ供えます。袋に入っているものは袋から取り出してお供えするのが通例ですが、時節柄個別包装のままでも結構です。お仏飯を供え、季節のお花、新しい蝋燭(できれば和蝋で3回忌までは白、7回忌以降は朱色)をご用意願います。和蠟燭は本堂の焼香卓の隣に置いておりますので、お持ち帰りください。
生活スタイルの変化で座布団より椅子がいいという方には、本堂の椅子をお貸しいたします。
直前の準備
20分前頃からお仏壇に明かりを点け、蝋燭に火を灯し、焼香の準備をしてお仏飯を供え、直前にもう一度確認します。門徒式章(があれば)を着用し念珠を携帯して参拝客を出迎えます。
西円寺廟所のご案内
お浄土でまた会おうや!
「無常(むじょう)」とは、
いつも違うということです。
私たちは
気がついたら生まれていて
濃さの違う時を生き
いつしか命終(みょうじゅう)を迎えます。
「倶会一処(くえいっしょ)」とは、
生きる不安や悩みを
必ず救いとると説かれた
ご本尊阿弥陀如来(あみだにょらい)に身を委ね、
無常を生きた者すべてが
また会える世界のことです。
『仏説阿弥陀経』より
西円寺廟所は駐車場から徒歩でお参りいただくのが通例ですが、境内に車で本堂横まで進むことができます。墓所には3台まで横付けすることができ、廟所内は休息ベンチや車椅子対応スロープを設けております。安心してお参りください。
現在「西円寺廟所(びょうしょ=寺院にあるお墓のこと)」は、大きく2種類に分けられます。それは、一般に家単位でお使いいただけるお墓と、西円寺とともにあった、または新しいご縁を結ぶ方の個別の墓所を持たない合同墓(ごうどうぼ)です。
「お墓」と「納骨堂」の違いは、戸建とアパートのようなイメージです。
納骨堂は室内ですから雨の日も日差しの強い日も、安心してお参りできます。将来引っ越しをする可能性がある方や、お墓を建てても相続する方がいない方、合同墓に移転納骨する予定の方には、墓石がない改葬がしやすい、室内のお墓(納骨堂)をお勧めします。
家単位のお墓
西円寺の墓地は、現在70基の区画があり、新たに約13基の使用が可能です。
ご使用は、使用冥加金30万円以上と護持会費年間5,000円と年次冥加金2,000円を納入(数年分前納可)いただきます。
名義人がお亡くなりになった時は、承継(しょうけい=新たな名義人のお届け)をお願いします。承継できない事があらかじめ予想される時には、代わりに年次冥加金を収められる方を指定する事や墓碑撤去費用をあらかじめお預かりすることができます。承継ができなくなった場合は、名義人納骨後12年(13回忌)を目安に、隣接する合同墓に移転納骨します。
墓地使用をご希望される方、名義を受け継がれる方、納骨をされる方は申し込み書類をご請求ください。
新たに約26基の使用が可能です。
墓地経営許可番号 指令生活衛生第163号の3の15
みんなのお墓(合同墓)
お墓は亡き方を偲び、思い出を語り合う大切なところで、この合同墓は、西円寺の「みんなのお墓」です。納骨堂同様、多くの方がお参りになり、お花をお供えされ、お香が絶えないお墓で、お盆や彼岸には定期的に法要もつとめられます。
「倶会一処」 は『仏説阿弥陀経』に出てくるご文で、「阿弥陀さまのところでまた会おう」という意味です。いつしかまた会える時まで、心を落ち着かせて静かに手を合わす事のできるやすらぎの場所がこの合同墓です。
通常のお墓は使用者の連絡ができなくなる(承継者がない状態)と無縁墓になってしまいますが、このお墓は、西円寺のご門徒みんなで護っていくので、宗教法人西円寺が解散しない限り、ずっとあり続けることになります。
ご使用は、一体につき10万円以上の懇志を、初めてご縁を結ばれる方は別に、10年分の護持会費(5万円)相当額の永代経懇志をお願いします。毎年の年次冥加金は不要です。納骨堂同様、多くの方がお花をお供え、お香が絶えないお墓です。
室内のお墓(納骨堂「蓮華殿」)
「蓮華殿(れんげでん)」は、西円寺が維持・管理する納骨堂で、正面のお仏壇には白い蓮の華と藤の花が描かれ、お仏壇の両脇に35基づつある納骨壇は、白い蓮の華と菖蒲の花が描かれた美しいオリジナルデザインが施され、お盆や彼岸には定期的に法要もつとめられます。
最新の納骨壇は前室が付いており、内扉の間に過去帳や生前ご使用になっていたご本尊を置くことができます。納骨壇の鍵は西円寺が保管します。
ご使用は、使用冥加金50万円以上と護持会費年間5,000円と年次冥加金3,000円を納入(数年分前納可)いただきます。
名義人がお亡くなりになった時は、承継(しょうけい=新たな名義人のお届け)をお願いします。承継できない事があらかじめ予想される時には、代わりに年次冥加金を収められる方を指定する事ができます。承継ができなくなった場合は、名義人納骨後12年(13回忌)を目安に、隣接する合同墓に移転納骨します。
納骨堂使用をご希望される方、名義を受け継がれる方、納骨をされる方は申し込み書類をご請求ください。
新たに約35基の使用が可能です。
納骨堂経営許可番号 指令平31生活衛生第1012号
お納骨について
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納骨の希望日と容器の相談を事前にお願いします。
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「使用許可証」「お骨」「火葬許可証(移転納骨の場合は「改葬許可申請書」)」をお手元にご用意ください。
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参拝に必要な「念珠」「門徒式章」「参拝懇志」「納骨届」をご用意ください。
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当日は手続きの後本堂で法要を行い、納骨いたします。
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その他(ペットなど)のお骨についてはご相談ください。